木五倍子(キブシ)

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垂れ下がる木五倍子の花は手の先に

木五倍子(キブシ)はキブシ科キブシ属の落葉小高木である。
日本固有種である。
北海道から九州にかけて分布し、山地に普通に生える。
樹高は2から5メートルくらいである。
雌雄異株である。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から4月である。
葉に先立って小花を密生した花穂を垂れ下がらせる。
雄花は淡い黄色をしており、雌花は緑色を帯びる。
花弁は4枚で、開ききることはない。
花の後にできる実は卵球形をした小さな液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
実にはタンニンが含まれ、黒色染料の五倍子(ふし)の代用とされる。
和名の由来もそこからきている。
別名を黄藤(キフジ)ともいう。
花言葉は「出会い」「待ち合わせ」である。
俳句では「木五倍子の花」が春の季語とされている。
属名の Stachyurus はギリシャ語の「stachyus(穂)+oura(尾)」からきている。尾状に下がる花穂から名づけられた。
種小名の praecox は「早咲きの」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Stachyurus praecox

★撮ろうにも揺れて姿の定まらぬ
 木五倍子の花に眩暈覚えて
☆幾重にも連なり下る簪の
 木五倍子の花は満天の星

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2013/02/27改訂

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このページは、が2010年4月 6日 05:42に書いたブログ記事です。

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