十二単(ジュウニヒトエ)

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纏いたる十二単の色煤け

十二単(ジュウニヒトエ)はシソ科キランソウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州と四国に分布し、丘陵地や林の中に生える。
草丈は15センチから20センチくらいである。
全体に白い毛を密生させる。
葉は長い楕円形で、向かい合ってつける(対生)。
葉の縁には粗い波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面は白っぽい。
開花時期は4、5月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな青紫色ないし白い唇形の花を輪生させる。
花は幾重にも重なって咲く。
花径は5ミリから10ミリくらいである。
上唇は2つに浅く裂ける。
下唇は大きく3つに裂け、真ん中の裂片が大きい。
雄しべは4本で、2本が長い。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
和名は、花の咲く様子を宮中の女官などが着る十二単に見立てたものである。
俳句の季語は春である。
花言葉は「強い結びつき」である。
属名の Ajuga はギリシャ語の「a(無)+jugos(束縛)」からきている。花冠の形状を表したものである。
種小名の nipponensis は「日本産の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園で撮った。
学名:Ajuga nipponensis

★裾を引く十二単のややこしさ
 気づけば飲まれるウツボのように
☆重なりて十二単の裾ひけば
 花は静かに咲く時を待ち

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2012/10/25改訂

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このページは、が2010年4月23日 05:24に書いたブログ記事です。

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