白玉の木(シラタマノキ)

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白玉の木(シラタマノキ)はツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の林の縁や草地に生える。
大山や三瓶山にも隔離分布をする。
海外では、サハリンや千島列島にも分布する。
別名を白物(シロモノ)ともいう。
これは、赤物(アカモノ)との対比でつけられた名である。
赤物(アカモノ)というのは、岩櫨(イワハゼ)の別名である。
樹高は5センチから20センチくらいである。
枝は地を這い、上部は斜上する。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
革質で硬く、先は丸く、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月ころである。
上部の葉の脇や枝先から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、1輪から6輪の壷形の花を下向きにつける。
花の後には、萼が肥大してさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)を包み、白い球形の液果状になる。
白玉になるのは9月ころである。
茎、葉、実はサルチル酸メチルの臭いがする。
属名の Gaultheria はカナダの自然科学者「ゴーティエ(Jean Francois Gaultier, 1708-1756)さん」の名からきている。
種小名の miqueliana はオランダ人で日本の植物を研究した「ミケル(Friedrich Anton Wilhelm Miquel, 1811-1871)さんの」という意味である。
写真は7月にアルプの里で撮った。
実の写真は9月に白馬五竜山野草園で撮った。
学名:Gaultheria miqueliana

★ころころと転がりそうな実をつけて
 白玉の木は地を這うように

シラタマノキ060910a-l.jpg

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2013/08/27改訂

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このページは、が2010年7月 6日 06:28に書いたブログ記事です。

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