梔子(クチナシ)

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梔子は雨の隙間に花開き

梔子(クチナシ)はアカネ科クチナシ属(ガルデニア属)の常緑低木である。
ガルデニア属は The Plant List には140種の記載がある。
日本にも本種などが分布し、属名の和名はクチナシ属という。
本種は本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、林の中や林の縁などに生える。
また、庭木や生垣、鉢植えとして観賞用に栽培される。
海外では、台湾や中国、ベトナム、ミャンマー、ヒマラヤなどにも分布する。
和名の由来は、果実が熟しても口を開かない(「口無し」)ことからきているなどの説がある。
英名はガーデニア(gardenia)である。
中国名は梔子(zhizi)である。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は厚くて艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から7月である。
枝先に香りがよくて白い6弁花をつける。
花の色は咲き進むと黄色くなる。
園芸品種には八重咲きや大輪咲きなどのものもある。
花の後にできる実は肉質の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
結実期は10月から11月で、赤黄色に熟する。
実は古くから黄色の着色料とされ、クリキントンや沢庵漬けなどに利用されてきた。
また、乾燥した果実を生薬で山梔子(さんしし)といい、消炎剤、利尿剤とする。
花言葉は「洗練」「沈黙」である。
俳句では、「梔子」が秋の季語、「梔子の花」が夏の季語である。
6月8日の誕生花である。

属名の Gardenia はスコットランドの博物学者「ガーデン(Alexander Garden, 1730-1791)さん」の名からきている。
種小名の jasminoides は「ソケイ属(Jasminum)のような」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
八重咲きのものは6月に埼玉県三郷市で撮った。
実の写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Gardenia jasminoides

★梔子の花の白さが目に染みる
 短き命を滴に濡らし
☆梔子の香り優雅に漂いて
 白無垢のごと花は咲きなん

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2013/08/28改訂
2016/06/08 3訂

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このページは、が2010年7月 6日 18:48に書いたブログ記事です。

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