桔梗(キキョウ)

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キキョウ100717c-l.jpg謎めきて走る桔梗が花の筋

桔梗(キキョウ)はキキョウ科キキョウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野の草原に生える。
海外では、朝鮮半島や中国の東北部、東シベリアなどにも分布している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は40センチから100センチくらいである。
葉は長さが4センチから7センチくらいの細長い卵形である。
縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
秋の七草の一つだが、むしろ真夏が盛りである。
花は先が5つに咲けた鐘形である。
咲き始めは、花粉のついた雄しべは雌しべの花柱にくっついている。
花柱に花粉をつけ終わると雄しべはしなびる。
花柱の花粉が昆虫に持ち去られると、先が5つに裂けて柱頭が現れる。
花の色は濃い青紫が基本だが、園芸品種には白や淡い紫、淡いピンクなどがあり、半八重咲きのものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名は蕾の膨らんだ姿から連想してバルーンフラワー(balloon flower)という。
なお、根を生薬で桔梗根(ききょうこん)といい、去痰、鎮咳などの薬効がある。
花言葉は「誠実」である。
俳句の季語は秋である。
属名の Platycodon はギリシャ語の「platys(広い)+codon(鐘)」からきている。花の形から名づけられた。
種小名の grandiflorus は「大きな花の」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Platycodon grandiflorus

★この淵に身を沈めんや遠方の
 海を思わす桔梗が青さ
☆魅せられし桔梗が青の切なさよ
 海の深さに色を映して

キキョウ100717a-l.jpg

キキョウ100717d-l.jpg

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2013/09/12改訂

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このページは、が2010年7月23日 05:25に書いたブログ記事です。

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