蔓黄華鬘(ツルキケマン)

| トラックバック(0)

ツルキケマン100724b-l.jpg

蔓黄華鬘(ツルキケマン)はケシ科キケマン属の一年草である。
本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、ロシア沿海部やシベリア東部にも分布する。
YListでは蔓華鬘(ツルケマン)を標準和名としているが、環境省の表示は蔓黄華鬘(ツルキケマン)である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は数十センチだが、茎は柔らかく他の植物に寄りかかって伸びるので1メートルくらいになる。
葉は2-3回3出複葉である。
3出複葉というのは、1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形である。
それが2、3回枝分かれを繰り返し、それぞれの先に3出複葉をつけて1枚の葉となる。
開花時期は8月から9月である。
葉の脇から柄を出して、緑色を帯びた黄色い花を疎らにつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で種子は2列に並ぶ。
近縁種の長実の蔓黄華鬘(ナガミノツルキケマン)の場合は莢が細長く、種子が1列に並ぶ。
属名の Corydalis はギリシャ語の「korydallis(ヒバリ)」からきている。長い距のある花の形から連想して名づけた。
種小名の ochotensis は「オホーツク地方の」という意味である。
写真は7月に上高地で撮った。
学名:Corydalis ochotensis

★ふと見れば蔓黄華鬘が顔出して
 ここにいるよと誘(いざな)うように

ツルキケマン100724c-l.jpg

COPYRIGHT © 2013 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2013/09/29改訂

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kyonohana.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1107

このブログ記事について

このページは、が2010年8月 9日 09:52に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「姫白根(ヒメシロネ)」です。

次のブログ記事は「蝦夷鈴蘭(エゾスズラン)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7