屁糞葛(ヘクソカズラ)

ヘクソカズラ080824d-l.jpg

紅の痣恥じらうなかれ灸花

屁糞葛(ヘクソカズラ)はアカネ科ヘクソカズラ属の多年草である。
すごい名前だが、別名を灸花(ヤイトバナ)ともいう。
和名の由来は、草全体がいやなにおいを放つ蔓性の植物というところからきている。
万葉の時代にも「くそかずら」の名で詠まれているが、それに「屁」もついたわけである。
灸花(ヤイトバナ)のほうは、花の中心部の形がお灸の跡に似ているところからきている。
北海道から沖縄にかけて分布し、道端や空地などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、インドシナ半島、インドなどに広く分布する。
草丈は150センチから250センチくらいである。
茎は長く伸びて蔓になり、左巻きで他のもに絡む。
葉は楕円形ないし細めの卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖る。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇から短い集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い花を疎らにつける。
花冠は長さ10ミリくらいの釣鐘形で、先は5つに裂ける。
筒部は白く、中央が紅紫色をしている。
花の後には艶のある黄褐色の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)をつける。
俳句の季語は夏である。
花言葉は「人嫌い」である。
属名の Paederia はギリシャ語の「paidor(悪臭)」からきている。全草に悪臭のあることから名づけられた。
種小名の scandens は「よじ登る性質の」という意味である。
写真は8月に埼玉県三郷市で撮った。
実の写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Paederia scandens

★拗ねないで花を咲かせてみようかな
 まあるくなってぶらぶらぶらり

ヘクソカズラ080824c-l.jpg

ヘクソカズラ081221a-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2014/05/03改訂

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




このブログ記事について

このページは、が2010年9月15日 05:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「桜蓼(サクラタデ)」です。

次のブログ記事は「チンネベリー・センナ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7