山杜鵑草(ヤマホトトギス)

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山杜鵑草(ヤマホトトギス)はユリ科 ホトトギス属の多年草である。
ホトトギス属は東アジアに20種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
新しい分類体系で(APGIII)ユリ科は従来よりも狭い範囲となったが、ホトトギス属は引き続きこの科に含まれる。
本種は日本固有種である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、山野に生える。
草丈は30センチから80センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先と葉の脇から散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白地に紅紫色の斑点がある花をつける。
花冠の長さは15ミリから20ミリくらいである。
花被片は6枚あり、強く反り返る。
杜鵑草(ホトトギス)の場合は、花被片は全開せず斜めに開く。
山路の杜鵑草(ヤマジノホトトギス)の場合は、花被片は全開するが反り返らない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「優柔不断」である。
属名の Tricyrtis はギリシャ語の「treis(3)+cyrtos(曲)」からきている。3枚の外花被のつけ根の部分が袋状に曲がっていることから名づけられた。
種小名の macropoda は「長い柄の」という意味である。
写真は9月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Tricyrtis macropoda

★やっと見る花の姿に頷きつ
 目に焼きつける山杜鵑草
☆万葉の庭を訪ねん秋の日を
 しのびて想う山杜鵑草

ヤマホトトギス080914a-l.jpg

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2014/07/17改訂

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このページは、が2010年10月 4日 05:49に書いたブログ記事です。

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