爪蓮華(ツメレンゲ)

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爪蓮華(ツメレンゲ)はベンケイソウ科イワレンゲ属(オロスタキス属)の多年草である。
オロスタキス属はアジアを中心に10数種が分布する。
日本にも岩蓮華(イワレンゲ)などが分布し、属名の和名をイワレンゲ属という。
本種は本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の岩場などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
和名の由来は、葉が蓮の花のように輪生し、葉の先が尖って獣の爪のようだというところからきている。
古典園芸植物で、江戸時代から愛好されてきた。
岩蓮華(イワレンゲ)によく似ているが、葉先の部分に違いがある。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉には夏葉と冬葉がある。
夏葉は披針形(笹の葉のような形)で、先が針状となる。
冬葉は1センチ以下と小さい。
開花時期は10月から11月である。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を立て、白い小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚、雄しべは10本、雌しべは5本である。
裂開する前の葯(雄しべの花粉を入れる袋)が濃い赤色で目立つ。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
花言葉は「幸福」である。
属名の Orostachys は、ギリシャ語の「oros(山)+stachys(穂)」からきている。山に生え、穂状花序が立つことから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Orostachys japonica

★面白い形してるよ爪蓮華
 下から上へ花を咲かせて
☆登るよにつぎつぎ咲かせ爪蓮華
 優しい花のかたまりと知り

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2015/04/28改訂

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このページは、が2010年11月10日 05:43に書いたブログ記事です。

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