実葛(サネカズラ)

| トラックバック(0)

サネカズラ081221a-l.jpg

ギヤマンのグラスが如く実葛

実葛(サネカズラ)はマツブサ科サネカズラ属の蔓性常緑低木である。
サネカズラ属はアジアに20種くらいが分布する。
本種は本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の林の中や林の縁に生える。
また、庭木や盆栽とされる。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
蔓性だが絡みつくというよりは垂れる感じになる。
葉は長めの楕円形で艶があり、互い違いに生える(互生)。
葉の先はやや尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面は赤味を帯びることが多い。
開花時期は7月から8月である。
雌雄異株である。
葉の脇から柄を出して、釣鐘形をした黄白色の小さな花をつける。
雄花の中には赤い雄しべが、雌花の中には緑色の雌しべが、それぞれたくさんあって螺旋状に集まる。
花の後にできる実は球状の小さな液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果で、10月から12月ころ赤く熟する。
和名の由来は、「実(さね)」が美しい「葛(蔓性の植物)」というところからきている。
小倉百人一首など多くの和歌に詠まれている。
別名を美男葛(ビナンカズラ)ともいう。
これは、枝の皮に含まれる粘液を水に混ぜ、整髪料として用いたことに由来する。
実を乾燥させたものを生薬で南五味子(なんごみし)といい、滋養強壮、鎮咳などの薬効がある。
俳句の季語は秋である。
花言葉は「再会」である。
属名の Kadsura は、日本名の「サネカズラ」の一部からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
実の写真は12月に向島百花園で撮った。
花の写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Kadsura japonica

★ギヤマンのグラス思わす実葛
 毒杯たれど我も呷(あお)らん

サネカズラ・雄花090913c-l.jpg

サネカズラ・雌花090913a-l.jpg

COPYRIGHT © 2016 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2016/03/02改訂

植物図鑑

花図鑑

ミラーサイト

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kyonohana.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1686

このブログ記事について

このページは、が2010年12月18日 05:15に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「シトロン」です。

次のブログ記事は「蛇の髭(ジャノヒゲ)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7