雌阿寒金梅(メアカンキンバイ)

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メアカンキンバイ110711a-l.jpg雌阿寒金梅(メアカンキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道固有種である。
知床山系、阿寒山系、大雪山系、十勝連峰、羊蹄山などに分布し、高山の礫地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名は、発見地である道東の雌阿寒岳に由来する。
草丈は3センチから10センチくらいである。
背は低く、地面にへばりつくようにして広がる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、小葉はくさび形をしている。
葉の色は灰色がかった緑色である。
自生地での開花時期は7月から8月である。
茎先に花径15ミリくらいの黄色い花を数個つける。
先が丸いしゃもじのような形をした5枚の花びらの間は空いていて、緑色の咢片が目立つ。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
別名を蝦夷深山金梅(エゾミヤマキンバイ)ともいう。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。この属の1種の強い薬効に対してつけられた名である。
種小名の miyabei は北海道の植物研究者「宮部金吾さんの」という意味である。
写真は7月に旭山動物園で撮った。
学名:Potentilla miyabei

★雌阿寒の名に厳しさを垣間見る
 高山の花滅ぶことなく

メアカンキンバイ110711b-l.jpg

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