阿蘇日陰菫(アソヒカゲスミレ)

アソヒカゲスミレ070324a-l.jpg阿蘇日陰菫(アソヒカゲスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
本州の中国地方の岡山県・広島県と九州の熊本県に稀に分布し、山地の林の中に生える。
分類上は、日陰菫(ヒカゲスミレ)の変種とされている。
特徴は、基本種の葉の形が卵形なのに対し、瓢箪形をしていることである。
草丈は10センチから15センチくらいである。
地上茎はなく、根元から葉と花柄を出す。
葉の両面には毛が生えており、花柄にも毛が多い。
開花時期は4月から5月である。
花径2センチくらいの白花で、唇弁と側弁に紫色の筋がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の yezoensis は「北海道の」という意味である。
変種名の asoana は「阿蘇の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola yezoensis var. asoana

★限られた土地にひっそり咲くという
 小さな花は個性に満ちて

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