岩団扇(イワウチワ)

イワウチワ060401a-l.jpg岩団扇(イワウチワ)はイワウメ科イワウチワ属の常緑多年草である。
日本固有種である。
本州の東北地方から中国地方にかけて分布し、山地の林の中や林の縁、岩場などに生える。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は長い葉柄を持ち、円形をしている。
葉の質は厚く、縁には波状の鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から5月である。
茎先に花径3センチくらいの淡い紅色の花を横向きに1輪つける。
この花とよく似た岩鏡(イワカガミ)は1本の花茎にたくさんの花をつける。
花冠は漏斗状で先が5つに裂ける。
裂片の先は細く裂ける。
雄しべは5本で、花冠のつけ根の部分に仮雄しべが5本ある。
萼片は5枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、岩の上に咲き葉の形が団扇(ウチワ)に似ているところからきている。
属名の Shortia はアメリカの植物学者「ショート(C. W. Short)さん」の名からきている。
種小名の uniflora は「1つの花の」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Shortia uniflora

★涼やかな風を送るや岩団扇
 妖精の舞う山は緑に

イワウチワ060401b-l.jpg

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