芹葉山吹草(セリバヤマブキソウ)

セリバヤマブキソウ050417b-l.jpg山吹草(ヤマブキソウ)はケシ科ヤマブキソウ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、山地の林の中や森陰に生える。
海外では、中国にも分布する。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際に生える葉には長い柄があり、5枚から7枚の小葉で1組になる。
茎につく葉は柄が短く、3枚から5枚の小葉からなる。
小葉は楕円形で切れ込みがある。
開花時期は4月から5月ころである。
上部の葉の脇から花柄を出し、花径4、5センチの黄色い四弁花を1、2輪つける。
稀に多弁のものも見つかる。
萼片は2枚である。
緑色で、早くに落ちる。
雄しべはたくさんあり、雌しべは1本である。
花の後にできる実は細長い円柱形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
名の由来は、山吹(ヤマブキ)に似た花を咲かせることからきている。
しかし、山吹(ヤマブキ)の花びらは5枚であるが、山吹草(ヤマブキソウ)のほうは4枚という違いがある。
芹葉山吹草(セリバヤマブキソウ)は山吹草(ヤマブキソウ)の品種の1つで、違いは葉の形にある。
「芹葉」と名づけられているように、葉がより深く裂けている。
遺伝的には安定していないようで、普通の山吹草(ヤマブキソウ)との中間的な形状の葉を持つ個体が見つかることがあるという。
属名の Hylomecon はギリシャ語の「hyle(森)+mecon(ケシ)」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
品種名の dissecta は「多裂した」という意味である。
写真は4月に牧野記念庭園で撮った。
学名:Hylomecon japonica f. dissecta

★草の野にきらり輝き見せて咲く
 芹葉山吹謎秘めながら
☆くっきりと際立つ色で花咲かせ
 何を思うや芹葉山吹

セリバヤマブキソウ050417c-l.jpg

COPYRIGHT © 2012 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


このブログ記事について

このページは、が2012年4月25日 16:27に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「千本槍(センボンヤリ)」です。

次のブログ記事は「匂い菫(ニオイスミレ)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.0