大実栗(オオミクリ)

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大実栗(オオミクリ)はミクリ科ミクリ属の多年草である。
抽水植物で根は水底の土の中にあり、茎や葉が水面から上に伸びている。
分類上は、実栗(ミクリ)の変種とされている。
特徴は、果実の幅が際立って広いことである。
本州の関東地方から西に分布し、池沼や水路に生える抽水植物(根が水底の土中にあって、茎や葉が水面から上に伸びている水生植物のこと)である。
かつては水田の周辺などで普通に見られたが、除草剤の使用などで減っている。
海外では、朝鮮半島、中国東北部にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は長い線形で、茎よりも高くなる。
葉のつけ根に近い部分は断面が三角形である。
つけ根は茎を抱き、先は丸い。
開花時期は6月から8月である。
雌雄同株である。
茎の上部に雄花序、下部に雌花序をつける。
花の色は緑白色である。
花の後に、緑色の球形で栗のイガに似た集合果をつける。
和名は、実を栗のイガに見立てたものである。
属名の Sparganium はギリシャ語の「sparganon(帯)」からきている。
種小名の erectum は「直立した」という意味である。
変種名の macrocarpum は「大きな果実の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Sparganium erectum var. macrocarpum

★面白い姿に思わず笑い出る
 実が大きいからわかりやすいよ

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